54. 一歩下がる

卓球において、左右の動きに関して色んなフットワークの方法がありますが、左右の動きだけでは無く、前後の動きについてもとても重要です。最適なポジションで最高の打球が出来るように練習をする必要があります。

皆さんはサーブを出した後、どの位置にポジションを置きますか。これは色んな考え方があるかと思いますが、一般的な考え方についてお話をしたいと思います。


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まず初めに、サーブを出した後にストップ、もしくはツッツキが来ると予想する場合、これは下がる必要はありません。3球目攻撃を仕掛ける事が出来るならば、どんどん狙っていくべきですし、ここで置きに行って相手に先手を取られるような卓球をしているのであれば、中々、勝つ事は難しいと思います。

今回は、自分が先手を取って攻めた時や、相手が打ってくると思った時に取る行動について記載したいと思います。

基本的に、攻めた後のプレーに関しては、ラリー戦になりドライブ対ドライブ、もしくはドライブ対ブロック・ハーフボレー等がメインとなります。この展開になった場合、ツッツキやストップとは比にならない程にラリーのピッチや打球スピードが上がります。その中で、サーブを出してからずっと台から離れずに前陣でラリー戦をおこなう選手をよく見かけますが、これはあまり良い選択ではありません。何故なら、深いボールが来た時に対処がとても難しいという事と、スピードボールに追いつく時間を自ら減らしているという事になるからです。

ここで必要になる考え方が「一歩下がる」という事になります。あまり下がるなとよく言われるかと思いますが、プロ選手も少し後ろに一歩ジャンプしてからラリー戦に備えている様子を見ていれば分かると思います。

ラリー戦の始まりは一歩下がったところからであり、そこからチャンスボールが来たら前に体を出しつつ強打をする事で、更に威力のある打球を余裕を持って出来ます。逆にラリー戦の中で押し負けた場合は下がりながら引き合いに持っていき相手を崩していきます。

これが出来ない選手は前に張り付いてブロックで相手を崩そうとし、中々、攻めるタイミングが無くて無理やりカウンターをしてミスするといった事が起こります。

上回転で返球される事が分かった段階で、また、自分が攻めた後の段階で、一歩下がればだいぶ余裕が生まれます。深いボールに対してもしっかり強打する事が出来るため、相手のペースにはまるのを避ける事が出来ます。



では、どの程度下がれば良いのかについてお話していきたいと思います。

それは、相手の打球が浅く入らない限り強打が出来る位置です。これは人それぞれかと思いますが、大体、手を伸ばしても台に届かない位置と言えば良いでしょうか。そこがラリー戦でのニュートラルポジションとなります。

その位置から、ラリー戦で相手を崩す事が出来れば、前に踏み込んで強打をして得点に繋げる事が出来ます。逆に攻められた場合は徐々に後退していき、相手を崩せばまた前進してこのニュートラルポジションに戻ってきます。

深いボールに対して、しっかり前方にフルスイングが出来れば、ミスも減って勝ちパターンが増えてくると思いますので、是非、試してみて下さい。

 

練習時も同様の考えで、相手の打球に対してこのニュートラルポジションでドライブ・フットワーク練習を増やしていく事が大切です。試合で頻繁に使うポジションで打球感覚を養っておく事こそが重要なのです。

当たり前の事ですがとても重要な事ですし、こういった試合の時の組み立てを考えた上で、限られた時間の中で最適な練習が出来れば、最短で強くなっていくのだと思います。


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