55. スマッシュの打ち方

皆さんは一撃必殺の決め技をいくつ持っておりますでしょうか。色んなゲーム展開を想定してサーブ・レシーブからの展開でこういう回転をこのコースに打てばどちらに確率が高いのでそれを狙い決めるといった戦術的な決め技や、高速チキータや横回転を掛けたレシーブ、フェイントや得意技等、様々な決め技があるかと思います。

その中でも、最も得点率が高く、一撃必殺の決め技が「スマッシュ」です。スピードドライブよりも早いスマッシュを打てるようになれば、得点率もグッとUPしていきます。

簡単な技術と思うのですが、ドライブ練習ばかりしているとスマッシュの威力が無くて決め切れないという初・中級者の方をよく見かけます。パチッと弾くのはスマッシュでは無く、ただのミート打ちです。ミート打ちを極限まで早くする事が出来れば、それはスマッシュと言えるでしょう。


スポンサーリンク


 

では、まずスマッシュでどの程度の威力が必要かについてですが、相手が強ければ強いほど速いに越した事はありません。しかし、強ければ強いほど、スマッシュを打たせてくれるような返球は中々返ってきません。

そのために思いっきり打てずに、ただのミート打ちになり、相手に先手を取られてしまうのです。

ミート打ちでコースを狙って、相手に強打されないくらいにそこそこのスピード・ピッチで打球出来るならば、決め技では無いですが、体勢を立て直すために使っても良い技術と言えます。

話が少しズレましたが、スマッシュで必要なスピードですが、ピンポン球を手に握って、思いっきり地面に叩きつけた時のスピードと言えば良いでしょうか。とにかく安定してスマッシュを入れる事が出来るならば、速いに越した事はありません。

特に、相手の返球がネットからだいぶ高い位置を通過してきて、且つ、自コート内で浅く(ネット近く)でバウンドした球は打ち頃ですので、最大級の力で振り抜いて下さい。とは言っても、初・中級者の方は最大級の力が出し切れていないために、上手くスピードが出せないのだと私は思います。

この、最大級の力を出すためには、体全体を利用して打球をする必要があります。「体全体」という言葉は、卓球で一般的によく使われている言葉なのですが、とても定性的な表現であり、これでは上手くはなれませんよね。

「体全体」のパワーを最大限に活かすための打球方法としておススメするのは、右利きの選手であれば右胸を、体を使って前後に動かしてラケットへボールを当てるイメージと考えて下さい。

体は連動しており、足から始まり腰→胸→上腕→前腕→手首→ラケットという流れで打球に至りますが、その中で胸から先は力を抜き固定をして貰えれば良いです。力を入れてしまうとムチのようなしなりの威力を加える事が出来ませんので、ある程度、脱力した状態を作って下さい。

ここまでの事を理解出来れば、後は相手のボールを打球するだけなのですが、スマッシュの打球スイングは単純ですがルールがあります。それは、相手のコートめがけて真っすぐに押し込んで打球する必要があるという事です。


スポンサーリンク


 

簡単に言うと、打球点と狙っているポイントの2点を線で結び、その延長線上に直線的にスイングをしていくという事です。

胸と連動させるイメージですが、例えば肘を腰に当てて上腕を胴にくっつけて、前腕を地面と水平にした状態を作ってみて下さい。そこから思いっきり地面と水平になっている前腕を後ろ方向に動かしてみて下さい。肘は腰に当てた状態です。

そうするとほとんど後ろには動かないと思います。少なくとも私は体の後ろ側には動きません。この状態の時、胸はどうなっておりますでしょうか。胸が張っている状態になっていると思います。

スイングをしていく際にはバックスイング→スイングと繋がりますが、そのバックスイングの力の反動をその胸で受け止めた上で、思いっきり先ほどの打球点と狙っているポイントの2点を線で結んで延長したところから、踏み込んで打てた時、今までになかったとてつもないパワーが引き出されると思います。

スマッシュは全力で打ちますが、そのラケット角度やスイング方向等、色々と応用をしていけばスピードドライブやループドライブの威力も上がっていくと思います。

ここで注意をして欲しいのは、ラケットが開かない事です。しなりで多少、手の隙間の中で動く程度ならば良いですが、ラケットが打球時にぐにゃっと動いてしまうのであれば、そこでせっかく体から伝えてきた力がどこかへ行ってしまいますね。

この辺りも注意した上で、スマッシュの威力を上げる練習に取り組んでみては如何でしょうか。皆さんのご参考になれば幸いです。


スポンサーリンク


 

最後までお読み頂き有難うございました。

もし「役に立った」「共感した」という方がおられましたら、是非、FacebookやTwitterにて「いいね」「シェア」を宜しくお願い致します。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で