開催中の卓球ワールドカップ2020、皆さん観てますでしょうか。大会2日目で準々決勝という事で、とても早い気がしますが、とても白熱した試合が繰り広げられております。
注目の試合は様々ありますが、その中でも男子 準々決勝の、樊振東 vs 林昀儒について記事を書かせて頂きます。
ネタばれになるので、勝敗はこの記事には書きませんが、とても白熱した試合でした。超攻撃型の樊振東と、センスマンの林昀儒。果たしてどちらが勝ったのでしょうか。
まだ視聴されていない方は、一番下の動画をご視聴頂ければと思います。23歳と19歳の試合とは思えませんね…。
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まずは樊振東選手(世界ランク:1位)、林昀儒選手(世界ランク:7位)のプロフィールや使用用具をまとめて載せておきます。
名前:樊 振東(はん しんとう、Fan Zhendong、ファン・ジェンドン)
愛称:シャオパン=小胖(おデブちゃんという意味らしいです)
生年月日:1997年1月22日
国籍:中華人民共和国の旗 中華人民共和国
出身地:広東省広州市
身長 :173cm
体重 77k
中国男子卓球界で、史上最年少での世界選手権代表に選出された選手となります。
引用元:Wikipedia
樊振東選手の使用用具
ラケット:インフィニティ VPS Ⅴ
フォア面:キョウヒョウ NEO 3
バック面:テナジー05
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名前:林昀儒(リン・ユンル、リン・インジュ、Lin Yun-ju)
愛称:The Silent Assassin(サイレントアサシン)
生年月日:2001年8月17日
国籍:台湾
出身地:宜蘭県員山郷
身長:174cm
9歳から卓球を始め、幼い頃から「神童」と呼ばれており、2015年に若干14歳でチャイニーズタイペイの代表入りを果たした。現在、Tリーグ・岡山リベッツに所属。
引用元:Wikipedia
張継科 SUPER ZLC
フォア面:テナジー05ハード
バック面:ディグニクス05
林昀儒選手はとてもセンスのある選手ですが、今回の試合でも炸裂していたように思います。
これもネタバレになるので3セット目までにしておきますが、試合の中での両者の思惑について考えると面白いですね。下記に少しだけ記載させて頂きます。
1セット目 6-6
1回目はレットでしたが、フォア前に回り込んでバッククロスへチキータ、2回目も同様のコースにチキータを打ち、バック側に返球されたボールも綺麗にバックハンドで対処しておりました。大体、バックでレシーブをしているので、相当、この練習をしており自信があるんでしょうね。フォアが少し得点力に欠ける印象です。
1セット目 6-7
フォアクロスにフルスイングのチキータレシーブが決まりました。これは純粋に凄すぎます。
1セット目 9-9
こういう競った場面で、横回転チキータをやられたら相手は取れませんね。ネットに掛かってなくても取れません。
1セット目 10-10
ずっとバック側に打っていた回り込みチキータレシーブですが、この競った場面でミドルに打ちました。相手が一枚上手でしたね。
2セット目 1-0
不意を突かれたロングサーブに即座に反応し、相手がフルスイング出来ない微妙な長さに返球しミスを誘ってます。こういう不意を突かれた時のボールタッチは、試合やランダムでのレシーブ練習を相当やり込まないと出来ませんね。
2セット目 10-8
1セット目 6-6の時と同じ展開でしたが、今回は待たれて3球目で攻められました。勝っているとレシーブが単調になりがちですね。競った場面では、ミドルへの回り込みチキータをするので、慣れられないよう温存しているのでしょうかね。
3セット目
徹底的にミドルへのストップの展開になりましたね。一気に崩れてこのセットはワンサイドになりました。
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