37. 練習に取り組む姿勢

正直、もう少し早く書いておけば良かったなと思います。
今回は、日々の練習に取り組む姿勢について、技術紹介というよりも精神論的な話しになりますが、とても重要な事ですので記事にしたいと思います。
皆さんは、よくこんな言葉を聞いたりしませんでしょうか?

「練習のための練習」

この言葉は、卓球においてもそうですし、勝ち負けを決める勝負に関しては、あまり良い表現とは言えませんよね。
しかし、卓球の練習を見ていると、上級者の方々は「試合に勝つための練習」をしております。
では、「練習のための練習」と、「試合に勝つための練習」について掘り下げて考えていきたいと思います。


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まず、「練習のための練習」についてですが、簡単に言いますと下記が挙げられます。

・ワンコースでのラリー練習全般(ドライブ対ブロック、引き合い、ループドライブ、スピードドライブ・・・等々)
・コースを決めておこなうフットワーク練習
・サーブのコースが決まった状態でのレシーブ練習

細かく言うと、バックハンド、フォアハンド、ツッツキ、ストップ、フリック・・・等々、たくさんあるのですが、簡単に言うとこういった練習となります。
勿論、これが絶対にNGでやってはいけない練習という訳ではなく、こういった基礎的な練習は強くなる上で必要不可欠です。
「練習のための練習」とは、なるべくラリーを長く継続する事で、フォームを固めていく練習と考えて頂いて良いと思います。

では、それに対して「試合で勝つための練習」について考えてみましょう。

・バック対オールでのラリー練習
・バック対バックでのラリー練習から、急にフォア側に振られる練習
・全面にサーブを出して貰い、レシーブからバック対オール、もしくはフリー練習
・3球目攻撃からバック対オール、もしくはフリー練習
・2球目を全面にストップレシーブかツッツキをして貰ってからバック対オール、もしくはフリー練習
・返球するエリアを決めて貰ってのドライブ対ブロック練習
・集中した上でのフリー練習、もしくは試合
・同じフォームで別のコースに打ち分ける練習

「試合に勝つための練習」は種類が多すぎて書ききれませんが、頭で考えてみるとたくさんやる事があるのでは無いでしょうか?
レシーブ練習一つとっても、絶対に台上に出されるサーブをレシーブする動きと、どこにサーブが来るか分からない状態でレシーブする動きは異なります。と言いますか全く別物です。

試合に出場した後に、皆さんは「あー今日も負けた・・・」と考えていませんか? 「何故、負けたのか?」と自己分析をしっかりおこなっていますか? 試合に勝つ事が目的なのにも関わらず、試合で負けた時に、自分は何が足りなかったのか?をしっかり見つめ直してみるだけでも、今後の卓球に取り組む姿勢や、もっと言うと卓球人生が大きく変わると思います。


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試合で勝って終わる事が出来るのは、優勝者ただ一人です。
優勝者は試合で勝つためにどうすべきかを日々考えた結果、負けないプレースタイルを手に入れている訳です。
ベスト32、ベスト16、ベスト8、ベスト4、準優勝 で満足出来るのであれば話しは別ですが、どうせやっているのであれば、上を目指して頑張って欲しいと私は思います。

「練習のための練習」は必要不可欠と記載したのには理由があり、これはフォームを作る意味でとても重要です。
フォームが十分に作られていない状態で、いきなり「試合に勝つための練習」をしていては非効率です。
しかし、1日中、フォームを作る「練習のための練習」だけおこなっていたのでは、いつまで経っても上達はしませんし、場合によっては「練習のための練習」で作ったフォームが、「試合で勝つための練習」においては使えない技術である可能性もあります。

・どうすれば最小限の動きで大きなパワーをラケットに伝えていけるのか?
・どうすれば全面に来る返球に対して安定して打てるのか?
・どうすればフォア・バックの切り替えしが上手く出来るのか?
・どうすれば前後の動きがスムーズに出来るのか?

といったように、考えなければならない事はとてもたくさんありますよね。
初めのうちは出来なくて当たり前です。出来ないからこそやる意味があります。
やっていくうちに新しい事が出来るようになり、そこで満足せずに更に発展させていく、という正のスパイラル(PDCAサイクルですかね)を回していく事が出来れば、いつまでも上達し続けていく事でしょう。
安定してラリーが続く練習のための練習は楽しいという人も居ます。そりゃあラリーが続くようになってきたら楽しくなる気持ちも良く分かりますが、試合で勝つためにはラリーを終わらせる必要があります。
自分がやり辛い事は、相手もやり辛いはずです。

・こうやって打球すればこのコースに返球される可能性が高い
・試合中でも相手の弱点はどこかを考える
・積極的に攻める場面や負けない打ち方をする場面
・勝負どころの戦術(サーブからの展開、いつもと違うコースを狙う・・・等々)
・相手が詰まるコースはどこか?どこに打てば強打されないか?どうすれば先に攻める事が出来るのか?

強くなればなるほど、試合で上位に食い込んでいくほど、対戦相手も強くなっていきますし、こういった考えで実践しているはずです。
その中で、更に試合に勝つ練習とは?をよく考えて、日々、成長していって欲しいと思います。
思った事をとにかく書き続けましたので、分かりにくい表現もあったかと思いますが、何か一つでも今後の練習への取り組みの参考になれば幸いです。


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