48. ラケットの角度

ラケットの角度はどういう角度で打球をすると、どういう回転になるかは何となく想像出来ますでしょうか?
今回はラケット角度と回転量についてお話をしたいと思います。

例えば、バックハンドをバッククロスで上回転のラリーをおこなう場合について考えてみましょう。
分かりやすいように、3パターンの打球方法についてご説明をします。


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ラケットの角度を書いてますが、ラケット面を地面と水平にした状態が0°、地面と垂直にした状態が90°とお考え下さい。

【60~70°で打球】

初心者~中級者の方は、まずはこの打ち方を覚えて、何球でも永遠にラリーが出来るようなレベルになってからステップアップしていく事をおすすめします。

理由は、ラケット面がかなり起きてますので打球が比較的上がりやすくネットを越えやすいからです。

後は、向かってくるボールに対して大きなラケット面でボールを待ち構える事が出来るため、とても当てやすくなります。

相手がドライブしてきた場合でも、この角度のままブロック止める事が出来ます。

角度は固定して回転量に合わせて、スイングを変化させるイメージです。

ニュートラルなスイングが地面と水平に打球するのに対して、仮に回転量が少ない場合は少し上方向にスイング軌道を変更してみて下さい。

難しいのが回転量が多い場合です。この場合、ラケットをかぶせてしまう方がいますが、それよりも安定する方法として回転量を抑えるために少し下方向にスイング軌道を変更する事で改善が出来ます。

ラケット面が相手の打球に対してほぼ垂直に近い形になるので、大きな面でボールを捉える事が出来るようになりますので、ラリーが必然的に続くようになります。

出来れば、この状態でミート打ちを覚えて相手のドライブを弾き返せるようになれば、次のステップに進むようにしたら良いと思います。


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【45°で打球】

中級者~上級者まではこのレベルかと思いますが、いざとなればミート打ちが出来るレベルになってから、バックで回転を掛けていくために若干、ラケット面を被せていきます。

そのためナックルや回転量の少ない打球に対してはネットミスが増える傾向がありますね。そのため、斜め上方向にスイングする必要があります。

回転量が多い打球に対しては、まだ抑えるために斜め下方向にスイングしてボールを抑えて相手コートに入れる必要も出てきます。

回転量に応じてボールコントロールが要求されますので、それなりに安定してからじゃないといくらこの練習をしても、毎回、回転量が変わりますのでスイングが安定する事はありませんね。

 

【20°~30で打球】

これはだいぶ寝かせた状態での打球方法となります。

トップ選手で裏ソフトラバーでバックドライブを打つ選手はこの角度で打球する事が多いです。初心者がトップ選手の真似をしてこの打球方法を練習すると、安定させるのには相当な労力が掛かりますし、多分、無理です。

相当なスイングスピード(思いっきり大振りするのでは無くて、しならせてラケットを走らせる技術)が無ければ、大体ネットに直撃します。

 

バックハンドの振り方だけでも、色んなバリエーションがあり、試合中はどこにどんな回転・スピード・高さの打球が返ってくるか分からない中で、安定して身体をブレさせず、身体の正面でボールを捉えて打つ必要があります。

まずは確実に安定してコースが狙える打球を身に付けて、相手を崩してから決め球で狙った方がラリーを制しやすいですね。

正直、ミート打ちだけでも試合には勝てますし、全国クラスの上のレベルにいかない限り、それだけでも何とかなります。

トップ選手の動画ばかり見て、振り方を真似している方がもしいるようならば、基礎をしっかり身に付けた上で、更に高みを目指していくのが良いかと思います。

現代卓球では、トップ選手は打点の早い前陣でのバックハンドが振れる事が当たり前になってきている事もあり、いずれは身に付けないと上にはいけないのかもしれませんが、一歩一歩、確実に前進していく努力が必要になりますね。

ラケット角度を固定させて、相手の回転量をしっかり見極めれる力がついてきたならば、バックハンドも中級者クラスにレベルアップしたという事になるのかなと思います。



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