31. 角度打ちの考え方

今回は、角度打ちの考え方についてご説明をさせて頂きます。
角度打ちは、私の中ではフラット打ちの上位互換と考えております。

フラット打ちは練習の最初に絶対にやりますよね。試合前のラリーでもやりますよね。
つまり、フラット打ちというのは、安定してラリーが続くためおこなう肩慣らしという位置づけの方が大きいかと思います。
私も、練習の最初は必ずフラット打ちでのラリーをおこなっております。これは、卓球を始めた頃から変わっておりません。
皆さんは如何でしょうか? 卓球を今からやるとなった際に、フラット打ちをおこなっておりますでしょうか?
では、ここで皆さんに質問します。現在、フラット打ちで脚の位置は動かさずに、何回ラリーをおこなう事が出来ますでしょうか?
私は、相手によりますが「8. タイミングの大切さ」で記載をさせて頂いたリズムで、何回でもラリーをする事が出来ます。

8. タイミングの大切さ


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それなりの強豪校で反復して基礎練習をしっかりおこなっている方であれば、大体、出来て当たり前という事ですね。
しかし、卓球初心者の方々は、基礎練習が出来ておりませんので、連続してラリーが出来ないという姿を見かける事があります。
これが出来なければ、発展的な技術には繋がりませんので、初心に戻って頂き、より多く基礎練習に取り組んで頂ければと思います。
フラット打ちの考え方については、過去記事を色々と読んで頂ければ参考になるかと思います。

7. 素振りをする

さて、脱線してしまいましたが、今回はフラット打ちのより発展した角度打ちについて書きたいと思います。
「角度打ちなんてカッコ悪い。私はドライブを打つ!」と言う方が居るかもしれません。それはそれで否定はしません。
何故なら、私も昔はスピードドライブ重視で試合に臨んでいたので・・・。

角度打ちをする上では、下記の2点が特に重要かなと思います。

・フラット打ちで弾いて強い球を狙ったところに打つ事が出来ている事。
・相手の回転をよく見て、どういう角度で打てばネットの少し上を通過して打つ事が出来るかを理解する事。

角度打ちにも色々と種類があり、中々、文章で全てをお伝えするのは難しいところがあります。
例えば、角度打ちの種類として下記のような打ち方が挙げられます。

・レシーブで台上の球の回転(下・横・上・ナックル)を見極め、角度を合わせて押すような打ち方
・上回転(ドライブ)に対して、ラケット面を下側に45°程度傾けて、斜め下前に押すような打ち方
・下回転(つっつき)に対して、ラケット面を上側に45°程度傾けて、斜め上前に押すような打ち方

これを書いていて思ったのですが、「押す」ような打ち方は回転に応じて角度を変えて打っているという事になりますので、角度打ちと言えるのでしょうかね。
ただ、今回ここで角度打ちの技術について書きたかったのには理由があります。その理由とは、「角度打ちは決め球になる」という事です。
勿論、相手が打ってきた回転に対して、角度を決めて押すだけでは決め球を出す事は難しいです。むしろ、その場合はコントロール重視で相手が強打出来ないように、ミドルやバックに厳しく、フォアに厳しく台の深いところを狙って打つ必要があります。


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「決め球」にする方法としては、「パンッと球を弾く感覚」がとても重要になります。
最も分かりやすいのが、台上処理における角度打ちと思いましたので、その方法を書いていきますね。

角度打ちについてしっかり考えるのは初めてでしたが、仮に相手がツッツキを打ってきた場合、時間に余裕があればしっかり動いてドライブで決めていく、ループドライブを打つ方が良いです。
何故なら、しっかりと力を入れてスピードを出したり、回転を掛けた方が、相手がミスをする可能性が上がるためです。
どちらかと言うと、台から出たボールに対しての角度打ちは、相手の不意をうつ時か、あまり余裕が無い時に使う技術と考えて頂いた方が良いかなと思います。
※ツッツキを角度打ちでパンッと弾いて打つ事も出来て損はありませんよ!

台上処理における角度打ちを理解する前に、フリックについて分からない方が居れば、下記の記事を参考にしてみて下さい。

26. フリックについて

これに「パンッと球を弾く感覚」が加われば、「押すフリック」「弾くフリック」の2種類が使えるようになります。
私は、ネット近くに返球された球や、回転が掛かっている球に関しては「押すフリック」を使いコントロール重視で返球します(勿論、無理せずストップも多用します)。
それに対して、甘く入った台上の球を決めにいくときは「弾くフリック」を使います。
打ち方については、「26. フリックについて」で記載させて頂いている内容に「弾き」を追加するだけです。
簡単に思えますが、これが中々難しいですよね・・・角度を決めたら最小限にスイング(ラケットは30cmくらいしか動かしません)で「パンッ」とラケットから弾きの音が鳴るように打ってみて下さい。
始めはラケット面の角度が作れずにオーバーミスをしてしまうかもしれません。
「弾き」はするのですが、思いっきり打ち過ぎず、且つ、ラケット面の角度をしっかり決めて「パンッ」と打つ感覚です。
これが出来るようになれば、台上のチャンスボールも決め球で返球が出来るようになります。

私もストップレシーブで高く上がってしまう事がありますが、安定していない相手ですと「それでも何とかなる」と思ってしまいます。
安定感のある弾くフリックを覚えて実践してみると、相手も「甘い球で返球出来ない」と考え、それが相手のミスに繋がる事もあります。実際に私もそういう感覚はあります。
うまく伝えれているのか心配ですが、強くなる上での参考にして頂ければと思います。


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